さてと、今アンダーグランド界隈で話題?!の「NIDT(ニッポン・アイドル・トークン Nippon Idol Token)」について今日は掘っていきたい。アンダーグランドだけに。
個人的にはアルトコインと呼ばれるビットコイン以外の仮想通貨は怪しさ満点、まさにアンダーグラウンドで流通されているような独自通貨と同じと思っている。現在は2,500種類以上もありまだまだ増え続けている。
今回のNIDTのように様々な意味を持ち、理想を叶えようと夢を見た猛者たちが創り出した形の無いカタチのようなものだ。その夢に魅せられ、その後の価値に魅せられ手を出した武士たちの夢の跡となっているものが大半であろう。
そんな改廃が進む中において、2023年4月にまた新しいカタチが誕生した。それが今回のNIDTだ。
取引所はDMMビットコインとcoin bookの2取引所にてIEOの開始。のちに大波乱が発生するがその説明はもう少し先で。
IEO前の購入申し込みは2023年4月19日11:59まで。概要を見てみよう。
ここで注目すべきところはNIDTは今のところ、ぜーんぶで10億枚。
そのうちIEOで募集販売するのは3億枚(30%)。上記の2取引所にて半分ずつ募集を行い、販売金額は¥5/NIDTだ。すべて販売できた場合、15億円の資金を調達することができる。会社の規模にもよるだろうがスタートアップ企業とした場合、潤沢すぎるほどの資金かと思う。ちなみに1人1口(1,000NIDT)申し込んだとして30万人が参加すれば完売となってしまう数量である。
ではIEO前の総申込量はというと、
3億枚のところ、約2億ちょっとのNIDTの申し込みがあり、約3分の1ほど余った状態になる。実はこの時私も申し込んで購入していた。だがこういったお知らせなどをしっかり見ていなくて、この後焦って損をしてしまうことになる。ここでの注目すべき点は
「販売残数については、弊社が保有 ~中略~ IEO(国内の販売業者経由での委託販売)の手続きを経ることなく市場で売却することはございません。」
そうだよね、市場にドバっと余ったものが流れたら価格が暴落してしまうもんね。
まぁこのあとIEO後にすぐに暴落するんだけどね。おそらくそれは、販売残で焦った人と、IEOにて完売後、市場ですぐに上がった時に売り抜ける人、こういった人が多かったからだと思う。では、IEO後の相場を見てみよう。
これこれ、ひどくない?!安値が¥1.2だぜ。。。この時驚いて全部手放しちゃったよね。当初の申し込みも2口で¥10,000だったから諦めようと。決済したら¥2,000くらいしか戻ってこなくて。。。
速攻で800万枚ほどの売買が行われ、その翌日から400万枚、100万枚、50万枚と落ち着きながら価格を戻していく。この時に購入した猛者は誰なんだろう?上記の通り、7月過ぎまでの2か月間ずっとモミモミしながら並行線を辿っていく。売った私もその後の動向が気になって価格を見てたんだよね。
香ばしい空気が流れだしたのが、7月18日。この時の「売買数量がなんか多いなぁ」「値動きが活発になってきたなぁ」とか思ってた。
ここからの約2か月が本当に激動だったね。
ぶち抜けてるよね。
ぷんぷん怪しい匂いがするよね。¥11/NIDTくらいでさすがに怪しすぎて購入しました。9.000NIDTくらい。約10万円分くらい。IEO当初だったら¥2/NIDTの時だと5万NIDT買えてたのに「ムキーッ!!!」って思いながら買ったよね。そんな怪しい匂いはさらに強さを増し
ぶち抜けてるよね。
値幅縮小したよ?もう¥50/NIDT以上の水準だよ。ゲームだったらバグもんだよ。この時に仮想通貨の激しさをしるアンダードッグであった。日々価値の上がっていくNIDTを見るのが楽しかった。じわーっとした脳汁が出ていた気がする。おっとこんなことを書いているのではなく、話を戻そう。つぎのチャートへ
ぶち抜けたよね~~~。
中国にありそうな山みたいな形のチャート。そそり、いきり立つ!そして¥100/NIDTを超えて、もう満足です。と、たくさんの人が利確したよね。プラスその利確により下がりだし、またスプレッドが見る見る広がりリスク回避で売った人も多かった。
この時が大波乱よ。2日間で200%ほど上がったと思えば、てっぺんから急降下、この時の安値は¥37/NIDT。この時にまた私は¥42/NIDTくらいで売り抜けてしまった。原因がわからないまま、どんどん価格が下がっていくことが怖かったんだ。その日の朝、前日の夜、¥120から下がる時に違和感があったんだ。
私はその時、DMMビットコインの取引所を使っていて、見る見るうちにスプレッドが開きだしたんだ。今思うとcoinbookの取引所で指値売りが多く入っていたんだと思う。今現在はcoinbookと口座を開き、上のチャートもcoinbookから取っているんだけど、当時はそんなことを考えることもなく悠々と値上がりを楽しむばかりだった。人間油断しちゃいけないね。
coinbookには仮想通貨では珍しい?板があるからどれだけ指値が入っているか、どれだけ24時間で売買されたかわかる仕組みになっている。連動しているDMM.coinはこういったものが見えなくて、売買の指値の数量でスプレッドを計算しているようだった。
この乱高下も今は落ち着き、2023年11月4日現在は¥72/NIDTで推移している。相変わらずDMM.coinの方はスプレッドがひどいけど、BitMatchの機能を使えば安く買える可能性もある。ただし、一定時間が経つと通常の価格で勝手に約定されてしまうので注意してください!
価格についてはこういった状況だけど、肝心な中身・機能部分、今後の展望はどうなんだってところ。
NIDTを発行し、調達した資金を元にアイドルグループを創造しようというのがこのプロジェクトの大目標である。IDOL3.0 PROJECTと銘打ったこのプロジェクトへの応募総数は約1万人だったみたい。すごい!ちなみにAKBの初期の応募総数は8,000人弱だったそうな。ざっとIDOL3.0 PROJECTのスケジュールは下記の通り。
2023/08/08 応募者の中より選抜された総勢114名によるオーディション”Final Stage”の1st 合宿スタート
2023/08/26 IDOL3.0 PROJECT Final Stage:1stの通過者が決定。※当初の35名の通過から5名追加となり、40名が通過となる。
またこの時に一般者も投票できるがNIDT保有者の恩恵を活かした、通過とならなかった65名を対象にファン参加型の投票『ホワイトナイトシステム』が発動する。5名の候補者がFinal Stage:2ndへの通過の切符を手に入れることができる投票システムだ。
2023/09/09 IDOL3.0 PROJECT Final Stage:2ndの審査。※当初の25名の通過から2名追加となり、27名が通過。
1stの時と同じように、『ホワイトナイトシステム:2nd』が発動。2nd審査にて通過とならなかった18名を対象、2名の候補者がFinal Stage:2nd通過の切符を手に入れることができる。
2023/9/24(日)18:00~9/30/(土)17:59 IDOL3.0 PROJECTオーディションの最終投票となる『NIDT IEO申込者限定 メンバー候補生決定最終投票』の開始。
2023/10/7 獲得票数上位11名が最終合格者に選出。
2023年12月7日(木)デビュー予定!キングレコードより配信シングルデビュー。
グループ名とその由来
WHITE SCORPION(ホワイト スコーピオン)
純真さ、誠実さ(WHITE)を持ちながらも、強さ(SCORPION)も兼ね備えている、そんなグループになって欲しいという運営チームの願いから名付けられた。
NIDT保有者への恩恵の強さがしっかり現れている。アイドル達に思い入れのある人たちにとって、非常に応援のし甲斐があるものとなっているのではないだろうか。
各掲載サイトについては以下
NIDT ポータル NIDTポータル ←投票時に使用。今は「WHITE SCORPION(ホワイト スコーピオン)」ファンクラブの窓口。
IDOL 3.0 PROJECT AUDITION (idol3-project.jp) IDOL3.0 PROJECT ←プロジェクト広報HP。いままでの審査内容などを見ることができる。
IDOL3.0 PROJECT – YouTube ←オーディション風景を見たい人、ファイナリストのインタビューなど。
株式会社オーバース – (overse.co.jp) 株式会社オーバース ←ブロックチェーン技術とメタバースを利用した活動領域、NIDTの方向性やキャンペーンなど。またIRについて開示している。ここから上記のHPにも行けるので、基本的にここの情報を見ていたらいいと思う。
top | NipponIdolToken (nidt.network) NIDTのHP ←NIDTの取り組む意味などを紹介しているが、必要なのか?(NIDTエコノミクス概要)
こうやって整理しないと、最初はどこをどう見ていいかわからなかった。これからも新しいHPが登場しそう。
NIDTの価格面については大きく下落した、9月13日以降もっと徐々に下がってくるかと思っていたのだが、¥60を切ることが少なく底堅い値動きをしている。大きく下げることがあるとしたらVIPイベント後になるのだろうか。
次に懸念する事項については、10億枚のうち約2億枚しか世間に流出していないってこと。DMMビットコインやcoinbookがプレゼントキャンペーンなどを行っているが、こちらは販促として?
事業計画、損益について。
業績と財務状況。NIDTからの資金調達で流動資産が半端じゃない額に。当期純利益に関してはマイナスだが、これは営業収入を得るにはまだまだ先になる計画のようだ。
2023年の経常利益についてはNIDTのIEOだろうけど、翌年がマイナスになって、2025年はまた大きくプラスの予定ってことは2025年にNIDTを放出するってこと?NIDTの使途についても画像を載せっておく。
その他プロジェクト報酬2.94億枚、チーム自己保有2.1億枚を90日ごとに7%解除ってなかなか市場に響かない?どのように使われているのかこれだけではわからないけど。事業計画の詳細や、役員報酬なんかがわからないのが辛いところ。
とは言え楽しみな未来もある。
期待することは海外展開。グローバルなアイドルグループになるって夢が広がるじゃない。なんかさ、すでに海外で評価を得ている漫画なんかもこの仕組みを応用して、仮想通貨でできないかな。海外の人が気軽に仮想通貨を使って少年ジャンプをオンタイムで読める時代がくれば面白いよね。
こういった芸能界の闇みたいな部分を、今回の資金調達方法によって改善するのは良い傾向だな。
引用元はこちら
NIDTı˜Å1‰:_20230929_20231003îc.xlsx (overse.co.jp)
Microsoft Word – ©òB‰:Å1ÊsWPkJQ‰ (overse.co.jp)
230309_5_nidt_whitepaper (overse.co.jp)
オーバースの株式保有は下記
エンターバース合同会社 – Just another WordPress site (enter-verse.com) 62.5%
企業情報トップ | 株式会社gumi (gu3.co.jp) 12.5%
会社概要 | 株式会社東京通信グループ (tokyo-tsushin.com) 12.5%
株式会社Y&N Brothers|INITIAL 12.5%
エンターバース合同会社って何してる会社?同じく株式会社Y&N Brothersも良くわかんないんだけど。そしてプロデュースしている秋元康さんはどこ行った?
と、謎がまだまだあるNIDTだが、新しい取り組みによりアンダーグランドを沸かせている。はず。
来年にはメディア界隈を盛り上げることを楽しみに今後も応援していこう。あ、私も少しまた買い戻しました。すっごい高いけど。
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