さて、みなさんスコットランドと言えば何を思い浮かべる?
お酒好きなら最初に出てくるのはウイスキーのスコッチではないかい。個人的にはスコットランド、イングランド、アイルランドあたりがゴッチャになってしまう。
どこもすごく寒そうってのは間違いない。ちなみに産業革命以前より、科学や技術の中心地であったようで電話を発明した人や、テレビを発明した人、空気入りのタイヤを発明した人などなど、スコットランド人である。すごい!!!
ビールに話は戻るが、ウイスキーと同じように現地ではビールも大人気。
国民の消費量も世界上位である。そんなスコットランド人が愛してやまない一つが今回のハービストンブルワリー(HARVIESTOUN BREWERY)
HEAVEN CENT SESSION IPA(ヘブン セント セッション アイピーエー)
色は少し赤みがかったようなオレンジ。(キレイ!)
香りは色合いから想像してしまったのか甘い熟したマンダリンのよう。
味わい、CRISP・FRUITY・JUICY!いやいやラベルに書いてますがな。
ってところだけど、アタックにほんの少し甘い砂糖がついた乾燥フルーツのようなニュアンス。麦芽の苦みが若々しく感じ、さわやかで心地の良い重たさ。
このビールを飲んで思うシチュエーションは「夕方のサンセットビーチで豚肉にオレンジやローズマリーを添えてグリルしたものを食べたい!」とピンポイントに絵を感じるようなビールだ。
ちなみにハービストンブルワリーのコメント「醸造者のメモ: ヘブン セントでは、アロマにセンテニアル ホップ (ビールの名前に影響を与えたもの) が使用され、柑橘系の軽いフローラル ノートとユーレカ ホップがトロピカル フルーツのジューシーさを加えています。苦味にはマグナムホップとワイメアホップを選び、さわやかでクリーンな苦味と心地よい余韻が続きます。」
ハービストンブルワリー(HARVIESTOUN BREWERY)は1983年に創業し、クラフトビールが流行する前から歴史があり品質にこだわり、今でも11人のメンバーが中心となり最高品質のビールを手掛けることをモットーとしている。
麦芽において80%は醸造所近郊の農場から仕入れており、またビール醸造を終えた麦芽の粕は他の近郊の農場へ渡し、飼料として再利用するというサイクルを作っている。
ハービストンブルワリーは「ザ ブリッジ オーキー ホテル 4つ星!」を共同経営しており、ここでも素晴らしいハービストンのビールを飲めるようだ。
スコットランドの絶景を楽しみながら、ハービストンビールを一気に喉から流し込みたい。4* Hotel near Glen Coe, Scottish Highlands – Bridge of Orchy
イギリス内で飲めた入り買ったりできる場所。めちゃめちゃあるやん!!!笑
ハービストンブルワリーのHPHarviestoun Brewery Craft Beer Scotland Lager Ale
日本語翻訳してもわかりやすいし、ブログも面白いからお時間ある人は見てみてください。
スコットランドのうんちく。
エリザベス2世女王の呼称問題というのがあったそう。エリザベス2世というと日本のニュースでもイギリスの祝賀行事などで登場されるところを日本においても度々報道されており、私たちに馴染み深い存在だったと思う。
残念ながら2022年9月に逝去されたが、イギリス国民、また世界中の多くの人が悲しんだことはまだ記憶に新しい(2023年5月)。笑顔は一度見たらすごく印象に残るキュートな方だった。
そんなエリザベス2世だが1952年2月にグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国国王に即位した際に、「2世」という呼称について問題が起こったらしい。
当時スコットランド側では同名の国王が存在していなかったが、イングランド側では「エリザベス国王」が存在しており、2世となるかどうかで問題になったようだ。
簡単に書いたがこれについては政治が絡んだり裁判も行われた。結局のところ国王大権という権利があり国王が決めれるので、これにて落ち着いた。
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